奥日光に向かっているとカーナビから現地到着の天気予報が雨の音声。急遽野鳥撮影で行ってみたかった全国名水百選にも選ばれている尚仁沢に行ってみました。紅葉はまだまだで残念でしたが、遊歩道の傍を流れる川は透き通っており、ゴールの尚仁沢湧水はいろいろな方向から湧き水が流れ込んでおり景観の良いところでした。

コースは1つしかないので遊歩道を往復しました。片道1.5km30分程度と距離は短いので楽に散策することができます。普段は湧き水を組みに来る人が多いようですが、この日は天気が悪かったので、1人すれ違っただけでした。

尚仁沢遊歩道に向かう入り口。正しいのかわからず不安でしたが、とりあえずゲートの先を進んでみることに。道はあっていました。入り口でジョウビタキが見送りをしてくれました。

ゲートを越えて進むとすぐに尚仁沢川の取水堰に出ます。ここは開けていて周囲の山の紅葉が良く見えます。1~2週間もすると良い感じになりそうです。さらに進むと尚仁沢遊歩道の入り口が見えてきます。道は整備されており迷うことはないですが、山道を歩くのでそれなりの靴の方が良いです。

遊歩道に入ってすぐに急な上り坂なので頑張って登ります。ただそんなに長くはないので大丈夫です。登り終わるとすぐに下り。急な階段なので注意が必要。降りると名水橋に出ます。橋の上からみる川も綺麗ですが、少し進むと橋の下の河原に出ることができるのでそちらがおすすめです。

川の水が透き通っていてエメラルドグリーンでとてもきれいです。遊歩道の傍を尚仁沢川が流れていますが川の音が大きく野鳥の声は聞き取りにくくて、野鳥撮影は断念。

河原から先に進むと印象的な一本木が立っていて、カラ類が木の上を飛び回っていました。

遊歩道の傍には尚仁沢川が並走していて、苔むした岩もあって素敵な景観となっています。

30分もかからずに尚仁沢湧水に到着。標識の傍には弦がぐるぐるに巻き付いた不思議な木が立っており必見です。

尚仁沢湧水の周りは木道が整備されており歩きやすいですし、写真を撮っても絵になります。

尚仁沢湧水にはあちこちから湧き水が流れ込んでいました。不思議なほどの水量です。しかもどの川も水がきれい。

紅葉がまだだったのは残念でしたが、紅葉がなくても苔むした岩と清流がマッチしていて、写真を撮るのが楽しくなる場所でした。もう少し紅葉した時や、夏場に来ると涼しくて良さそうです。