栃木県日光市の霧降滝~霧降隠れ三滝(マックラ滝・玉簾滝・丁字滝)を見にハイキングに行きました。霧降滝は紅葉で彩られ、霧降隠れ三滝も水量が多く素晴らしい景色でした♪コース距離は5.7km。

日光の町からも非常に近く、日光の寺社仏閣観光後にぜひ立ち寄っていただきたい場所です。霧降の滝だけであれば、駐車場から展望台までの距離は短く、気軽に見に行くことができます。

霧降の滝駐車場を起点にハイキングを開始。7時過ぎでしたが5~6台の車が止まっており、霧降の滝を見に来ている観光客がいました。紅葉の時期の日光ということで混雑を避けるために早めに行きましたが全く問題ありませんでした。山のレストランの右脇にある遊歩道で霧降滝に向かいます。道は整備されているので楽々歩けます。

300~400m歩くとすぐに展望台に到着。朝日に照らされた紅葉と女峰山が見渡せる見事な景色でした。雲が出てきて山全体は見えず残念。

霧降の滝は「日光三名瀑」の1つ。落差は70~80mで、上下に分かれている大きな滝でした。残りは華厳の滝、裏見の滝ですが、裏見の滝は見に行ったことがないのでいずれ行ってみたいと思います。紅葉と滝は絵になりますね。

駐車場に引き返して霧降隠れ三滝に向かいました。駐車場の奥に霧降高原つつじトンネルがあり(画像左)こちらをくぐって進むとすぐに県道に出てしまいました・・・。画面右のハイキングコースの看板のすぐ左の道が正解でした。

ハイキングコースの看板の左わきの道を進むと笹薮に入ります。足元が見えないくらいの道なので不安になりますが距離は短いのですぐに突破できました。そのあとは、山の稜線沿いの整備された道を進みます。途中には「戊辰の道」の看板があり戊辰戦争の際、旧幕府軍が通った歴史ある道のようです。

稜線沿いの山道を抜けると舗装された道路になり、しばらく下っているとカタクリ橋に出ました。霧降三滝は周回ルートになっており、ここを起点に左回り、右回りのどちらでも回ることが出来ますが今回は左回りで行きました。霧降川の支流を見ながら登っていきます。

道路を登っている途中に「戊辰の道」の看板がもう1つ。隣に色鮮やかなカエデがあり必見です。さらに進むとゲートで道路が閉鎖されており左に進むと「マックラ滝」に出ます。滝の近くまで行けるのでぜひ行きましょう。途中に川を渡る木道が2つあるので落下注意です!!

マックラ滝。30m程度の落差があり、近くで見ると迫力満点。水しぶきが待っていてヒンヤリして、特に夏場に良さそうです。

マックラ滝からゲートまで戻り反対側の道を進みますがここから山道になります。霧降川に沿った賛同を進みます。紅葉のピークは過ぎていましたが苔むした岩と川の眺めが良いです。新緑の時期も良さそう。途中、玉簾の滝を見下ろす展望台がありますが、木がさえぎってあまり眺めは良くなかったです。少し進むと河原に出て滝の近くまで行けるのでそちらがおすすめです。

玉簾の滝。落差はそこそこでしたが幅が広く迫力があります。隠れ三滝の中で一番お気に入りの滝です。ぜひ近くで見てほしいですが、行くまでの足場が悪いので注意。元の道に戻って進んでいくとすぐに丁字の滝に着きます。

丁字の滝。落差10mの立派な滝です。霧降隠れ三滝の周回ルートは2時間くらいで手軽に回れる気持ちの良いコースでした。ルートはずっと川沿いを歩くので夏場に良さそうです。距離が物足りなければ大山にも登れるようで眺めが良いそうなので新緑の時期に来てみたいと思います。