栃木県日光市の新橋~憾満ヶ淵にハイキングに行きました。紅葉の中の神橋、清流の大谷川、神秘的な憾満ヶ淵と見どころの多いコースでした。日光東照宮の観光客の多さに比べて静かです。コース距離は5.0km。

日光東照宮の駐車場は渋滞で動きが取れなくなるので離れたコインパーキングを利用。少し歩けば神橋に出られるのでこちらの方がオススメです。鳴虫山を登って憾満ヶ淵を通って戻ってくるコースが王道だと思いますが、霧降隠れ三滝を見に行った後なのでお手軽コースを採用しました。

お土産屋がたくさん並ぶ国道119号を日光東照宮の方向に向かうとすぐに神橋に出ました。紅葉に浮かぶ新橋はとても綺麗でした。紅葉の時期なので観光客もたくさんで、外国人の方も多かったです。外人さんに撮影を頼まれたりもしました。

多くの人は神橋を抜けると日光東照宮に向かいますが、憾満ヶ淵を目指すので左折して進んでいきます。神橋を渡るのは有料で上の画像の左側から渡って、渡り切ったら戻るようです。橋は通り抜けできないようになっていました。橋の下の大谷川は透明度がとても高くきれいなので橋の近くまで行くのがおすすめです。

神橋を通り過ぎるとしばらく大谷川沿いの国道を進みますが紅葉と川が絶景です。

さらに国道を進んで川沿いの小道に入っていきます。国道は車の渋滞の列になっていました。神橋前は観光客で溢れかえっていましたが、この辺りまで来ると歩いている人はまばらです。憾満ヶ淵ですが外国の人の方が観光している人が多かったです。

途中に大谷川を渡る橋がありますが、そこの紅葉が素晴らしかったです。コース全体としては紅葉のピークがやや過ぎていて、もう少し早く来れば良かった印象です。

しばらく歩いていると憾満ヶ淵の駐車場に出ます。大きな駐車場ではありませんでしたが、車を止めるスペースが十分にありました。クマに注意の看板がありますが、今年はクマが多いようなので注意が必要ですね。ハイキング時の熊ベルは必須です。

駐車場から慈雲寺に向かって整備された道を歩きました。雰囲気のある門をくぐりぬけます。

慈雲寺本堂。1654年に建てられた古い本堂は洪水で流されて、今の本堂は1973年に建て直されたもののようです。奥に有名な化地蔵が見えてきました。

化地蔵。苔むしたお地蔵さんが道沿いに並んでおり神秘的な光景の中を歩きます。行きに数えたお地蔵さんの数と、帰りに数えたお地蔵さんの数が合わないのだとか。行ったらぜひ試してみてください。私の場合どうだったかは・・・秘密です。

お地蔵さんの並ぶ川沿いの道を進むと霊庇閣に出ます。ここからの大谷川の眺めが最高です。水は透明で流れが美しく必見です。

少し下に降りられたので行ってみました。このあたりの岩は溶岩石のようですが、岩が滑りやすいので注意が必要です。憾満ヶ淵ですが、神秘的なお地蔵さん、綺麗な川が見られる穴場的なスポットでオススメです。