野鳥撮影 木屋川河口 2023.12.27  

野鳥撮影

有給消化のため早々に仕事納めを行い山口県下関に行きました。下関の東部には瀬戸内海でも有数の干潟があり、野鳥もたくさんいるとのことで木屋川河口へ撮影に行ってきました。干潟にやってくる水鳥やチュウヒ、ミサゴといった猛禽類、カワセミや白鳥など多種多様な野鳥に出会うことが出来ました。

山口県下関市 木屋川河口

干潟に集まる水鳥、干潟周辺にあるヨシに住む野鳥とそれを狙う猛禽類など多彩な野鳥が集まる場所でした。

木屋川河口は満潮時は見渡す限りの海面が広がりますが、干潮時には水面が大きく下がり一面干潟に覆われます。上の写真は海水があるときに撮影しました。

干潮時の写真ですが、同じ場所とは思えないほどに海水が引いていきます。沖合2kmくらいまで干潟が広がる遠浅の海のようで、干潟にいるカニなどを狙って野鳥が集まってくるようです。

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干潟には様々な水鳥がいました。上の写真は初めて撮影したヘラサギです。平たいクチバシの先を水面につけたまま魚を探して食べていました。これ以外にもカモメなどもたくさん集まっていました。

こちらも初めて撮影したつがいのウミアイサです。干潟になる前の海面を泳いでいました。赤い目が印象的な鳥です。カルガモ、オナガガモなどもたくさん泳いでいました。

防波堤の内側には田んぼやヨシ原が広がっており、スズメなどの小鳥がたくさんいましたが、それを狙って猛禽類もいました。ヨシ原の横の農道を歩いているとチュウヒがヨシ原を旋回し始めたので撮影しました。写真を見るとこちらをずっと睨みつけていたようで警戒されていたようです。2周ほど旋回して飛び立っていきました。チュウヒは初めての撮影です。

少し離れた位置でミサゴも撮影できました。野鳥がたくさんいるので猛禽類もたくさんいるようです。トビも見かけました。ミサゴは上空を通過してそのまま飛んで行ってしまいました。

ヨシ原の周辺には川がたくさんありそこにも水鳥を見つけることが出来ました。上の写真は初撮影のバンです。全身黒いオオバンはよく見かけますがバンは初めて見ました。ちなみに2匹ほどオオバンも近くを泳いでいました。

ヨシ原周辺でジョウビタキ(オス)を見つけました。冬鳥ですがよく見かけます。

少し離れた場所でジョウビタキ(メス)も見つけました。先ほどのオスとつがい?

川沿いを歩いているとカワセミも見つけました。残念ながら枝被り。

今回一番驚いたのがハクチョウの撮影です。田んぼの真ん中で3匹ほど仲良くくつろいでいました。近づいても逃げることはなく、ゆっくりと撮影することが出来ました。

ハクチョウの傍に9匹ほどのヒシクイの群れがいました。ガンの仲間で冬鳥のようです。こちらは警戒心があるようで、近づくとハクチョウは全く動かないもののヒシクイは歩きながら距離を取られてしまいました。
木屋川河口ですが干潟が広がり、多種多様な野鳥がいる素晴らしい環境でした。

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