雨巻山登山 2024.1.7

登山

栃木県芳賀郡益子町にある雨巻山に登山に行きました。大川戸登山口~三登谷山~雨巻山~足尾山~大川戸登山口の周回ルートです。低山ですが日光連山、富士山、茨城県側の海が見えるなど眺めの良い場所が多く、登山道も整備されていてオススメの山です。

○雨巻山
 標高533m 栃木百名山
○駐車場有  大川戸登山口駐車場
○トイレあり 大川戸登山口駐車場

コース距離:8.1km
累計標高 :712m
①大川戸登山口
②三登谷山
③雨巻山
④雨巻山展望台
⑤猪ころげ坂
⑥御獄山
⑦足尾山
⑧タイタニック岩
⑨大川戸登山口

昼になるとガスが出たり、雲が湧いてくる可能性があるので、日光連山、富士山を早めに見ておこうと、大川戸登山口~三登谷山~雨巻山~足尾山~大川戸登山口の周回ルートを選びました。同時刻に出発したグループが2組いましたが逆回りでした。

朝8:00、冬のこの時間帯は駐車場はガラガラで余裕で止められますね。三登谷山に向かって出発。道路から林道に入りますが道は明確で迷うことなく進みます。

まずは稜線に出る登り。整備されているので登りやすいですが、長い急登が続きます。稜線まで登り切った場所に休憩用の椅子が用意されていました。

ここからはずっと稜線歩き。切り立ったような危険な場所はほとんどないので気持ちよく歩けました。所々上りもありますがしっかりと整備されていて登りやすいです。

三登谷山の山頂に到着。標高433m。ここからは高原山~日光連山~富士山が見渡せます。

作戦成功で富士山が綺麗に見えました。三登谷山からだと左端ギリギリで見えますが、雨巻山に向かう途中でも見ることが出来ます。

雨巻山に向かう途中のビュースポット。日光連山、白根山、皇海山が良く見えました。やはり風景を楽しむには朝早い方が良いですね。白根山は雪化粧していますが、今年は暖冬のため他の山は雪が少ないです。

景色を楽しみつつ進むと雨巻山に到着。標高533m。栃木百名山です。山頂は広場になっていてテーブルがたくさん用意されていたので、登山グループが多くても十分に休憩できそうです。

雨巻山山頂からの眺め。ここからは茨城方面の展望が良く海が見えました。

雨巻山の山頂の奥に展望台があるようだったので行ってみました。
木造の展望台が設置されていましたが、階段は急で高さもあるので登るときは注意が必要です。

展望台からの眺め。木々の間から富士山を綺麗に見ることが出来ました。三登谷山に向かわないルートを選択すると富士山は見えないので、その場合はこの展望台に来ると良いと思います。

雨巻山から御獄山に向かう道も稜線を進みますが、途中に難所の「猪ころげ坂」があります。かなりの傾斜ですが綺麗にジグザグ道で整備されているので注意しながら進めば危険は少ないと思います。三登谷山側から回ると、ここは下りなので体力的には楽でした。登ってくる人は大変そう。

御獄山到着。標高433mでここからの眺めも良好です。鉄塔が遠くまで続いていく風景が印象的でした。

御獄山から足尾山に向かいますが、ここが今回のルート上最大の難所。御獄山山頂からすぐに、岩場の急傾斜の下りで鎖を掴んで降りていきます。かなり危険な場所なので注意です。鎖場は上りの方が楽なので、三登谷山からの周回ルートのパーティが少ないのだと思いました。安全に回るなら逆回りですね。苦労して進むと足尾山に到着しましたが、残念ながら展望はありませんでした・・・。

足尾山の先の峠で大川戸登山口に下山するルートもありますが、下山せずに進むとタイタニック岩に到着します。個人的にはここの景色が今回の登山でNo1だと思います。少しルートは外れますが行ってみることをお勧めします。

上の写真の岩が「タイタニック岩」。危険なので乗らないようにと書いてありましたが、乗って写真撮っている方がたくさんいますね。かなり危ない気がします・・・。景色は最高で大パノラマを見ることが出来ますが残念ながら写真ではうまく伝わらないですね。

タイタニック岩で稜線歩きは終了。沢沿いの道を下山していきますが薄暗い道でした。途中川を横切る場所もあるので雨が降った後に登るときは注意が必要になりそうです。
雨巻山は登山ルートがたくさん用意されているので体力に合わせてルートを選べるのが良いですね。展望の良い場所もたくさんあり良いところでした。鎖場のところは危険なので要注意です。

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